2019年7月1日発売のBE LOVE 8月号に連載中の『おこしやす、ちとせちゃん』第66話!
京の街のアイドル、キュートでショートなペンギン漫画!
小さな子ペンギン、ちとせちゃんが主人公です。あっちへふらふら、こっちへふらふら、今日も京都をうろうろします。心が和むほんわかストーリーです。
単行本も大人気で、現在4巻まで発売されていますよ。
今回は最新第66話の『おこしやす、ちとせちゃん』のネタバレ、感想をまとめました。
おこしやす、ちとせちゃん【第66話】のネタバレ
ひょんなことから城崎を巡ることになった3羽…。珍道中後編です!
こんにちは。雪之介です。
ひょんなことから、ちとせさん、春国さんと城崎温泉を旅行することになりました。春国さんは私がいるからあからさまに不機嫌ですし…いったいどうなってしまうのでしょうか…。
「ん?」
雪之介が一人考えことをしていると、ちとせちゃんがコロッケを3つ両手に抱えて戻ってきました。
「但馬牛コロッケか」
「ありがとうございます」
ちとせさんは…わたしたちの中を取り持とうとしてくれている気がします。
コロッケを食べ終わった3羽は温泉街をあるき出します。するとちとせちゃんが山に伸びる一本のロープを指さしています。
「あれですか?ロープウェイですね。乗り物に乗って高い山まで行けるんです。ここからだったら海が見えるかもしれませんね」
目を輝かせたちとせちゃんは、春国くんの手を引っ張ってあるき出しました。
「は!?やっぱりオレも行くのかよ!」
ロープウェイ乗り場へとやってきた3羽。
「おや。ペンギンさんが3羽もごいっしょに。どうぞ」
案内されてロープウェイに乗り込むと、空いており3羽の貸し切りでした。
『まもなくあちら側に日本海の一部が見えまーす。頂上まで行くと展望デッキから日本海が一望いただけます!』
「おお~!…ちとせ大丈夫か?」
高いところが苦手なちとせは、雪之介のお腹にしがみついていた。
「春国さんは高いトコロ平気なんですか?」
「おう、そうだな。むしろ高いところは好きっていうか…」
――やべ、雰囲気に呑まれて普通に話してしまった!…ま、いいか。
山頂駅に到着した3羽は、頂上からの広大な景色に思わず駆け出す。
「お、おおおーー!!…おい!危ないからあんまり端まで行くなよ!」
「いかにも日本海といった感じですね」
「そうだな。神戸の海とは全然違う…」
「『自分の好きな神戸の海を見せてくれた』とちとせさんから聞きました」
「…いや、別に」
「あのときは『京都に帰ってきてほしい』と頼みましたが、どこであれあなたの好きな場所で、元気でいてくれればそれでいいんです。不躾なお願いをしてすみませんでした」
「…なあ」
「あっ、ちとせさんが呼んでます。今行きますよ~」
――いつまでも意地張って、オレかっこ悪いな…。
一行は展望台を後にし、温泉へとやってきました。大きなお風呂にはしゃいで泳ぎだすちとせちゃん。
「ちとせさん、泳いではいけませんよ。いや~開放感があっていいお湯ですねえ」
「…なあ、神戸を出るつもりはないけどよ。たまには顔見せてやるよ」
「…!…いつでもお待ちしています」
驚きました。思わぬ旅が思わぬ結果を呼んだようです。これもちとせさんと城崎温泉のおかげですね。
帰りの電車の中では、ちとせちゃんと春国くんは寄り添って眠ってしまうのでした。
そして京都駅に着いたころ。
「お前~!!起きてたならおこせよ!!盛大に寝過ごしたじゃねーか!!」
「すみません。あまりに気持ちよさそうだったので…」
あなたも温泉で一休み!
おこしやす、ちとせちゃん【第66話】を読んだ感想
以上、最新話第66話のネタバレでした!
今回はちとせちゃんと春国くん、雪之介さんが一緒に城崎温泉を旅するお話でした。
ちとせちゃんが二人の仲を取り持つきっかけを与えてくれ、春国くんと雪之介さんのわだかまりが溶けてよかったですね。
次回以降も、心がほんわかするほっとストーリーが楽しみですね!
次回最新話が掲載されるBE LOVE9月号は2019年8月1日発売予定です。お楽しみに!