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2019年7月1日発売のBE LOVE 8月号に連載中の『傘寿まり子』第60話!

 

長年作家として執筆してきた雑誌「群星」から打ち切られたまり子。80歳にして見つけた夢は、新しいウェブ雑誌を立ち上げることだった。

 

しかし教えを請おうと訪ねた若いカリスマクリエイターに、「人間ってちゃんと劣化していくんだな」と言い放たれ――。

 

ウェブ雑誌の立ち上げのため、看板作家を探し始めたまり子。意外な場所で出会った、かつての大作家の跡をつけるが…?

 

単行本も大人気で、現在9巻まで発売されていますよ。

 

今回は最新第60話の『傘寿まり子』のネタバレ、感想をまとめました。

 

前話(第59話)の内容を確認したい方はこちら

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傘寿まり子【第60話】のネタバレ

家族との諍いが原因で家出した80歳の作家・幸田まり子は、長年掲載を続けてきた文芸誌『群星』からも切られ、自らウェブ雑誌『レトル』を立ち上げる。

 

まり子は引退したベテラン作家・進藤薫に執筆を依頼するも難航。そんなとき、彼女は同じくベテラン作家の佐野が、進藤の殺害計画を立てているのを耳にする。

 

一方、進藤はまり子との会話の中で、佐野へのあこがれを口にして・・・?

 

「佐野君、憧れてたなあ。デビュー前、小説研究会に入ってたんだ。オレたちのころは全共闘があったりして、反骨精神あふれてて討論が好きで、文章書きたがるやつがいっぱいいた。その中でも佐野君は突出してたね、文章がこってて上手いんだ。目新しくて頭の良さがにじみ出るようなすごい文章で、佐野くんの小説には誰も勝てなかった。」

「へえ…じゃあすごい有名人だったんですね。たしかに知的でかっこいい文章ですよねー」

「目立ってたから仲間内で一番最初にデビューして、売れっ子になって。佐野くんにはかなわないなあって思ったもんだ」

 

――それがどうしてあんなふうに…。それにしても進藤先生の佐野さんへのべた褒めっぷり。佐野さんの進藤先生への酷評っぷりと対照的なんだけど。二人は旧知の仲だったのに、この温度差はどうして起きた??

 

「あの…先日佐野さんと打ち合わせをして…実は進藤先生の話を…」

 

――佐野さんが進藤先生の殺害計画をそれは楽しそうに練っていて、なんて言えない!…そもそもあんな話を真に受けていいのかもわからない…

 

「お互いデビュー後に忙しくなっちゃって、まともに会えてないんだよ。佐野くん元気か、そうかそうか」

 

編集部へと戻ったまり子は、企画会議へと参加をしていた。

 

「いよいよ小桜蝶子先生の『ライフ・イズ・ワルツ』発売です!ブックトリリオンでの発売記念イベントも決まりましたので、当日の内容をつめていきましょ~」

「内容って…トークイベントとサイン会よね?整理券予約も告知と同時に埋まったはずだけど…他に何かあるの?」

「それが…蝶子先生本人から企画DVDが送られてきまして…その内容が、蝶子先生と進藤先生のウエディングムービーなんです…」

「はあ!?…聞いてない」

 

突然のスタッフからの報告に驚きを隠せないまり子。

 

「企画としてはめちゃめちゃ話題性はあるけど…ないな。本当にやったら文芸界が腰抜かす」

「これ本当に実現してしまったら…文論社の重鎮が一気に離れそう…本の発行がスムーズにいかなくなったら困るわ…。とりあえず進藤先生に話に行ってくる」

「やだ。ぜっっっっったいに嫌だ…!!」

「で…すよね…」

 

進藤の元を訪れたまり子は事の顛末を伝えるも、予想通り進藤の拒否を受けていた。

 

「ごめんなさい…あのお気になさらないで。蝶子さんにはちゃんと言い聞かせますので…。でも、あの、たしかに蝶子さんも勝手に盛り上がってますけど、あそこまでひたむきに進藤先生を思ってるんだし…ともちょっと思って…」

「…わかった。じゃあイベントの日は行ってやる。友達だしな」

「エッ本当ですか!?蝶子さん大喜びします!!」

 

――やったー!これで当日も盛り上がるわね。でも蝶子さんに進藤先生が来ることはまだ内緒にしておこう。蝶子さんのことだからサプライズとかやりかねない。

 

編集部へと帰宅したまり子。嬉しさを堪えきれず、スタッフに内緒話として進藤先生が当日イベントに参加してくれることを話してしまった。

 

それを聞いたスタッフは思わず大きな声で叫んでしまう。

 

「え~!進藤先生イベント当日来てくれるんですかー!?」

 

その声は事務所へのかかってきていた佐野からの電話へも筒抜けであった。

 

『…編集長は取込み中のようだな。またかける』

 

そして迎えた蝶子先生の発売記念イベント当日。

 

「いらっしゃいませー。整理番号順にお並びください」

 

会場はイベントに訪れた人たちでごった返していた。

 

「編集長、またお花が届きました!」

「まあ。こんなにたくさん…。ロビーにまで溢れてたものねえ」

 

会場に並ぶフラワースタンドの間から、すっと一人の男が現れた。佐野であった。

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傘寿まり子【第60話】を読んだ感想

以上、最新話第60話のネタバレでした!

 

進藤薫抹消計画を立てていた佐野とは対象的に、佐野へのあこがれを語る進藤。二人の相対する態度に違和感を覚えるも、進藤に何も言うことはできないまり子であった。

 

そんな進藤に思いを寄せる蝶子の発売記念イベントの日。そこには偶然イベントのことを耳にした佐野が来ていました。

 

佐野は何のためにこの場に現れたのか。気になる真相は次回明らかになることでしょう。

 

次回最新話が掲載されるBE LOVE9月号は2019年8月1日発売予定です。お楽しみに!

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