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2019年7月25日発売のKiss 9月号に連載中の『涙雨とセレナーデ』第29話!

 

ある日突然、明治40年にタイムスリップしてしまった、元気な女子高生・陽菜。

 

そこで出会ったのは、憂いを秘めた御曹司・本郷と、自分とそっくりな少女・雛子。

 

回りはじめた運命の歯車──。 河内遙が描く、切ないタイムスリップ・ロマンス!

 

単行本も大人気で、現在5巻まで発売されていますよ。

 

今回は最新第29話の『涙雨とセレナーデ』のネタバレ、感想をまとめました。

 

前話(第28話)の内容を確認したい方はこちら

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涙雨とセレナーデ【第29話】のネタバレ

明治40年にタイムスリップした女子高生の陽菜は、自分とそっくりな少女“雛子”と彼女の許嫁・孝章に出会う。

 

孝章と共にひいばあちゃんの首飾り探しを始めるが、その手がかりを失った陽菜はこの世界で生きることを決意。

 

東京に戻り、育児院の世話になるが、孝章に居場所がばれることを恐れ、育児院を出て、菊之進のもとへ。

 

一方、陽菜の正体を知った孝章は、雛子と協力して陽菜を探していた。

 

菊之進の協力によって陽菜を訪ねた孝章は陽菜への恋心を打ち明けるが、陽菜は拒絶する。嬉しい気持ちを押し殺して―。

 

陽菜の本心を掴みきれない孝章は、雛子との縁談を破談にしようと動き始めていた。

 

その頃、本郷財閥に恨みをもつ天久一座の座長は、孝章と雛子の婚約披露宴をつぶすため雛子を誘拐する。

 

披露宴を成功させるため、陽菜は雛子の代役として披露宴に出席するが・・・。

 

「…此のような場所へ、何故貴方が来るのです。…陽菜…。来賓への挨拶回りが始まる前に、一度上の階でお話を」

「…でも…」

「この震える指先のままディナーに参加させるわけにも参りませんし」

 

自分の意思とは反して、緊張からか陽菜の手は小刻みに震えていた。

 

孝章は周囲の人間に、雛子の気分が優れない旨を伝え、陽菜を部屋へと連れてきた。

 

「それにしても…よくぞ誰にも見破られずにココまでたどり着けたものです。僕の眼にはもう…貴方が陽菜としか映らない今となっては、節穴の世界に囲まれた心持ちがいたします」

 

――どうして…私こないだめちゃめちゃ酷いこと言ったのに、たーくん…いくらなんでも…やっぱり私は…この人が好きすぎる…

 

「…陽菜、此度の宴の意味はご存じですね?なにゆえ突然貴方はこのようなお戯れを?…雛子様が陽菜の居場所を尋ねられたのは、一昨日のことだ。…お二人は落ち合ってどのようなご相談を?」

「…ま、まだ私達会えないままで…雛子…が、天久一座に…!」

 

天久一座の小屋を訪れた菊之進は、チヨの手を借りて見張りの者たちを眠らせた。

 

座長もお付きのものも出払った隙を見て、中へと忍び込む。2階の部屋へと上がると椅子に縛られた雛子の姿があった。

 

「お前が、陽菜の偽物か」

「その娘はずっと何与えても口にしないんだ。可哀想に憔悴しきっちまってさ…。どこまで運ぶ?」

 

そう申し出るチヨに、菊之進はシュッと催眠剤を吹きかけた。チヨはその場に倒れ込む。

 

「座長のお気に入りを巻き込むのはココまでか。いい頃合いだろう。でないといよいよ後が怖い」

 

菊之進は雛子を縛っている縄を解き、雛子を叩いて起こす。

 

「!?」

「気がついたな。騒ぐなよ。此処を出たくば黙って歩け」

 

一方、陽菜は孝章に手を取られ、披露宴の場に出ていた。

 

「貴方は何も喋らず、時折僕の話に頷いて。気が向けば愛想笑いを。一通り客人への挨拶が終われば、さすれば我々はお役御免。暫しの辛抱です」

 

雛子の代役として、なんとか役目を終えた陽菜はぐったりとしていた。するとそこに現れたのは、事情を知る貞光であった。

 

「貞光、待っていた。面を貸せ」

「は?」

 

貞光にも雛子が誘拐された旨を伝える陽菜と孝章。

 

「どうするのだ、こんなときに」

「こんな時だからこそ、狙われた。まだ詳しくは話せぬ。…ある大切なお方の生命がかかっているかも知れぬ」

 

――雛子…。私にきっと唯一の打ち明け話を投げたのに…。

 

そのころ天久一座の小屋には、披露宴が開催されていることを知った座長が戻ってきていた。目にしたのは、もぬけの殻となった2階の椅子。

 

「くそっ!…菊はどこにいる!探し出せ!」

 

披露宴をそっと抜け出すことに成功した陽菜と孝章は、身を隠しながら馬車へと乗り込んだ。

 

「君の言っていた住所で動きがあった。向かわせた本多が戻って外で待っている。まだ宴は終わらない。それまでに雛子様を連れ戻そう」

「…うん!」

「あと、身代わりをしてでも、このまま…宴が終わるまでは、君が俺の、許嫁でいて」

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涙雨とセレナーデ【第29話】を読んだ感想

以上、最新話第29話のネタバレでした!

 

雛子に成り代わっていたことをすぐに孝章に見破られてしまった陽菜。孝章の優しさに触れ、隠していたはずの恋心がまた顔を出し始めました。

 

やっぱり孝章が好きだということを再認識する陽菜。菊之進の助けも借りて、雛子救出へと動き出します。

 

陽菜への恋心を素直に表現する孝章と、陽菜の関係がどうなっていくのか、今後の展開が気になりますね。

 

次回最新話が掲載されるKiss11月号は2019年9月25日発売予定です。お楽しみに!

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