はいさい!
今日れびゅーするのは、Netflixのオリジナルドラマ『ザ・レイン』です。
雨に含まれる致死性のウイルス感染が広がる街で、生き残った幼い姉弟の物語です。
ザ・レインのあらすじと見た感想
正直オリジナルなんて話題のために作っただけで、クオリティ低くてありきたりなんだろうと思いつつ休日に暇だったので1話を視聴しました。
ですが、1話見終わると次が気になって仕方なくて、全8話あっという間に見終わるほどの面白さでした。
登場人物のキャラクターや過去の設定などが、かなりダークで個性的なところに惹かれましたね。
確かに地上波などで放送すると物議を醸しそうですが、差別やいじめ、宗教など考えさせられるテーマでもありました。
そんな個性的なメンバーが集まって、ぶつかったり励ましあいながら進んでいきます。
だんだんと明かされていく、1人1人の過去がとても興味深くて、これまでの行動と結びついていく感じがドキドキします。
「あぁ、ここでの発言はそういうことか」とか「気になってた行動はそういう過去があるからか」など、謎が解明されていく感じがとても面白かったです。
致死性ウイルスが広まるという設定は、今までドラマや映画で見飽きるほどたくさんあります。
ただ、このドラマはそこで辛うじて生き延びた姉弟の6年後の物語、という点が違っていました。
幼く何も知らなかった姉弟が、たくましく成長していく姿に応援したくなってしまいます。
特にまだ幼く子供だった弟ラスムスは、成長してたくましい若者に成長していてドキドキしました。
登場人物は皆、ものすごく華やかとか、イケメン!!という感じはないのですが、逆に親近感がありストーリーが進むにつれてとても魅力的に思えるようになりました。
姉弟が生き延びるためのシェルターの設定や構造なども、かなり作りこまれていて矛盾のない感じが良いです。
こういう物語の場合、矛盾点が出てきてしまうと白けてしまってみる気がなくなるので、その点は世界観もしっかりしていて、物語に入り込めます。
ただ、全8話で終わってしまうにしては話も壮大すぎるし、最後のストーリーがとりあえずまとめるために駆け足になっているなぁととても残念に思いました。
スピーディーな展開はハラハラして楽しめるのですが、ちょっと詰め込みすぎかなという感じも。もう少しじっくりそれぞれのストーリーを見たかったです。
続きも気になる終わり方だなぁと思っていたのですが、続編となるシーズン2が作成決定したという情報を見ました。
せっかくなのでこの世界観を大切に、うまく続いてほしいなぁと思います。シーズン2も心待ちにしています。
お休みの日に一気見するのにとてもおすすめの作品ですよ^^