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2019年7月1日発売のBE LOVE 8月号に連載中の『かぞくを編む』第7話!

 

様々な理由から、産みの親と一緒に暮らせない子どもの幸せのため、子どもと養親のマッチング、産みの親のフォローと日々奮闘している、あっせん機関「ひだまりの子」の若手ワーカー・須田ひより。

 

ある日、熱意ある養親希望者・黒沢夫妻の面談に立ち合うことに。

 

「かぞく」の形を問いかける、人間ドラマ!

 

単行本も大人気で、現在1巻まで発売されていますよ。

 

今回は最新第7話の『かぞくを編む』のネタバレ、感想をまとめました。

 

前話(第6話)の内容を振り返りたい方はこちら

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かぞくを編む【第7話】のネタバレ

「宮本さんの言うことはわかってるけど…それでも大海くんは会いたいよね…」

 

ひよりは大海の実の母親の記録を読み返す。

 

「“女性の両親が「ひだまりの子」に相談”“養子縁組後の連絡はない”…大海くん…」

 

――私の考える正解って人を傷つけてしまうのかも…正解ってあるのかな…私の仕事ってなんなんだろう…

 

大海は幼稚園でも友達とは遊ばずに一人で静かに過ごす時間が増えていた。

ある日、友達からからかわれたことにカッとした大海は、おもちゃをその子に投げつけるという事件を起こしてしまう。その件のことで大海の両親から、ひだまりの子へ連絡が入った。

 

『わたしたち…何か足りなかったんでしょうか?産みのお母さんがあの子を受け入れられなかった分も大切にしてきたんです。でもあの日からずっと元気がなくて…』

『お二人が育ててこられたから自分の気持ちを表現できる子になったんだと思いますよ。大海くんが苛立つのも当然ですから、抱き合ったり一緒に泣いたりして受け止めてあげてくださいね』

 

電話を終えた宮本のもとにひよりが駆け寄る。

 

「宮本さん。私に大海くんとの時間をもらえませんか?今の不安定な状態のままでアメリカに行ってしまうのは危険だと思うんです。もう一度あの子と話をさせてください」

 

――私にできること、それは…

 

次の日、大海の家を訪れたひよりは、両親と宮本には部屋の外で待機してもらい、大海と1対1で話を始めた。

 

――話さなきゃ、わたしが…こんな小さな手で生きていかなきゃならない、この子に、私が…。わたしは、酷いことを言うかもしれない――

 

「ねえ、大海君。大海くんは生まれてすぐこのおうちに来たって知ってるよね?」

「知ってる。小さいときからきいてた。もう一人のお母さんはどうして僕と暮らせなかったの?」

「大海君を産んだお母さんはね、心と体がぎゅってなることがあって、ずっと痛いままなの。だから大海君に会えないんだよ」

 

――伝わるだろうか…私は伝えられるだろうか…

 

「じゃあ痛くなくなったら会える?」

「わからないよ」

「なんで!?けがしたらなおるよ!転んで血が出てもかさぶたになったなおったもん!お父さんとお母さんが“痛いの痛いのとんでいけ”してくれた!」

「私にも大海くんのもう一人のお母さんのぎゅって痛い気持ちはわからないの。それがいつかさぶたになるのか、ならないのか、誰にもわからないの」

 

涙を流し始めた大海を、ひよりはそっと抱き寄せる。

 

――大海くんは何も悪くないのに…大人の都合で、ごめんね…

 

「いまは会えないっていう気持ちを大切にしてあげられないかな?大海くんがもう一人のお母さんに会いたい気持ちがあるように、人の心はその人だけのものだから。大海君が苦しいとき、痛い時はお父さんとお母さんがいるよ。わたしもいる。宮本さんもいる。お友達たちも。大海くんを大好きな人はいっぱいいるよ。いつでも“痛い痛いのとんでけ”してくれる人たちだよ…」

 

――いつか大きくなったら理解できるときが来るだろうか

 

「いまは全部わからないかもしれないけど…」

「…わかんないけど…ひよりが言ったこと覚えとく」

 

耐えきれなくなった大海は大粒の涙を流し、部屋の外で泣いている母親の元へと駆け寄った。

 

「おかあさ~ん…う、うわ~ん…」

「…大海…大海…!」

 

ひよりは、父と母の腕の中で大粒の涙を流す大海を見つめることしかできなかった。

 

そして、アメリカに旅立つ日がやってきた。

 

「お世話になりました」

「どうぞ、お元気で」

「ひより、バイバイー!!」

 

元気よく手を振って、大海は両親とともにアメリカへと出発した。

 

「…行っちゃったわね」

「…宮本さん。本当にこれで良かったんでしょうか。私は、大海くんの気持ちにちゃんと寄り添えたんでしょうか…」

 

堪えていた涙がひよりの目に溢れ出す。

 

「今はこうするしかないでしょ。私達の仕事の答えが出るのは、あの子が寿命を全うするとき笑っているかどうかなのかもしれないわ。でも、ひよりにしては頑張ったんじゃない…?」

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かぞくを編む【第7話】を読んだ感想

以上、最新話第7話のネタバレでした!

 

産みの母親に会いたいと願う大海に、寄り添って気持ちを伝えたひより。まだ幼い大海もひよりの気持ちを受け止め、少し成長しましたよね。

 

今回のケースはひよりにとっても大きな経験となったことでしょう。

 

次回はどんな家庭・子どもと対応することになるのか、次回以降の展開も気になりますね。

 

次回最新話が掲載されるBE LOVE9月号は2019年8月1日発売予定です。お楽しみに!

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