2019年3月8日発売のプチコミック 4月号に連載中の『黒子に恋は、いりません』第14話!
恋愛で苦い思いをしてばかりで「もう二度と恋しない。“黒子”として生きる!」と決めた、高校教師の里子。
けれどある日、学校イチのモテ王子・葵の裏の顔を知ってしまい・・・!? そして、里子の元カレで今は同僚の教師・豪もなにかと里子に絡んできて・・・
単行本も大人気で、現在2巻まで発売されていますよ。
今回は第14話の『黒子に恋は、いりません』のネタバレ、感想をまとめました。
黒子に恋は、いりません【第14話】の内容をネタバレ
高校生の時に付き合っていた豪先生に振られたトラウマで、二度と恋はしない「黒子」となった里子。しかし教師として母校に戻り、豪の義弟・葵と両想いに。
一方、海外生活中だった豪の妻・百梨子が帰国し、里子は豪との思い出に苦しめられる。
そんな里子に不安を覚えた葵は、百梨子に「豪が里子を振った理由」を聞きに行く。
真相を知った葵だが「絶対に里子には言わない」と決意して・・・
里子へのサプライズプレゼントとして指輪を購入した葵。
「喜んでくれたら嬉しいな。幸せ・・・ウン、オレは幸せ」
ある日の学校の昼休み。
いつもは学食はパンで済ませていた豪が愛妻弁当を持参したことで周りから冷やかしに合う。別のところで食べようとする豪と里子、葵が偶然に廊下で巡り合う。
「成宮葵!これからご飯?」
「まーね・・・」
そう言いつつ豪を一瞥する葵。
空気を察知した豪は「せっかくだし二人で飯食ったら?俺は愛妻弁当食うから」と言いなくなった。
「わっ…ユビワ!?」
「そーサプライズプレゼント」
屋上で準備しておいた指輪を贈る葵。
「チェーンして付けて。俺も同じの付けてるから。ちゃんとつけててよ、絶対」
「あっあのっ!ありがとうっ成宮葵!」
——ホントはこんなんじゃどうしようもない。指輪なんてなんの効力もない
指輪のお礼にキスをせがまれ、唇を重ねる二人。
軽いキスが段々と深くなり、葵の手が里子の服の中へと伸びていく。
「っつ!っちょっ成宮葵」
急な展開に戸惑う里子の声を聞かず、やめようとしない葵。
——ドン!
「やめなさい!いい加減にしてっ!・・・はぁ、はぁ・・・」
「ごめんね、先生。欲張りすぎた——」
翌日学校で目が合うも、葵は話しかけることはしない。微妙な空気が二人の間に流れるのであった。
帰宅した里子は一人悩む。
「この前はキツく言い過ぎたかな・・・でもこっちは先生だしな~。
“生徒と付き合う”ってやっぱ大変だな。こっちの立場になるとよくわかる。
…あの頃の豪先生もいろいろ悩んだのかな・・・」
——成宮葵のことしか考えたくないのに。もう全部、終わったことなんだから——
職員総出の飲み会に参加していた豪と里子は、昔の二人の関係性について聞かれたことがきっかけで、二人そろって過去の記憶がよみがえる。
その場にいづらくなった里子が席を外し戻ってくると、残っているのは豪だけであった。
「みんな二次会のカラオケに行ったよ。俺は会計係」
「そうですか…じゃあ、私もこれで」
「てか葵となんかあった?」
——不思議だな。今先生とこんな場所にいて、話をしてるなんて。
あの頃の私はもっと違う、別の、幸せな———
「なんでっ!」
——“なんで私を捨てたの、先生”
思わず出そうになった言葉を飲み込む里子。
豪もまた、思わず里子の頭に触れそうであった手を引っ込める。
「片付け終わったので帰ります」
「なんであんなこと言いそうになったんだろう。何ふらふらしてんの、自分…」
一人帰りながら、葵の声を聞きたくなった里子であった。
黒子に恋は、いりません【第14話】を読んだ感想
以上、第14話のネタバレでした!いかがでしたでしょうか?
葵が里子が振られた真相を知ってから、焦りやもどかしさを感じているのが分かる回でしたね。
豪と里子がお互いに気持ちが残っているのかも?と感じてしまうシーンもあって、ドキドキの展開でした。
次回以降、里子と葵の関係、里子と豪の関係はどうなっていくのか、楽しみですね。
次回最新話が掲載されるプチコミック5月号は2019年4月8日発売予定です。お楽しみに!