2019年3月8日発売のプチコミック4月号に連載中の『痴情の接吻』第4話!
図書館で司書として働く 柏木和華。大好きな本に囲まれ 充実した毎日を過ごしています。半年ほど 彼氏はいないけれど、恋愛したいとも思っていません。
そんなある日、高校の同級生上条忍が、和華が勤める市立図書館に訪れました。
強引に、仕事終わりの和華に不動産屋への案内を頼む忍。高校の頃 突然キスをされて、しかも その直後“しまった”という顔をした忍と、これ以上は 関わりたくない和華でしたが…。
単行本化が楽しみな大人気作品です。
今回は第4話の『痴情の接吻』のネタバレ、感想をまとめました。
痴情の接吻【第4話】の内容をネタバレ
大切な本の所蔵スペースを確保するため、高校時代の同級生・上条忍と同居生活を始めた柏木和華。しかし上条は、和華のことが好きだと告白してくる。
断ってもひるまず迫ってくる上条だけど・・・?
「上条!飲み会の相談なんだけどさ…」
「悪いけどやめておくよ。付き合ってないけど好きな人はいるから」
同僚からの飲み会を断る上条の表情は柔らかかった。
もうすぐバレンタイン。職場の同僚と和華はその話題について話していた。
「柏木さんはチョコあげないの?」
「チョコ?あげるって誰に?」
「例のメガネのイケメンに決まってるじゃない」
「彼氏でもなんでもない同居人ですよ・・・」
――上条に諦めさせるつもりだった。でも、計画は失敗に終わり、現在は…
上条の作った美味しい料理をいただく毎日。
「絶対下心があると思うんだけど・・・快適に暮らせてるからこのままでもいいのかな」
「柏木さえ良ければリビングにソファを置きたいんだけど」
洗い物をしている和華に提案する上条。
「ソファがあれば柏木にとっても読書に便利じゃない?」
「いいわね、ソファ…!一緒に見に行こうか」
「休みは柏木に合わせるから。一緒に暮らしてるんだから、もっと僕を頼って」
――上条と一緒に暮らしながら、作っていく生活――
14日。休みを合わせて二人でインテリアショップに足を運んだ二人。
「このソファ素敵!でも予算的に無理か…」
「じゃあ買う?僕が出すからさ」
「付き合っているわけじゃないし、共有のものは私も出すわ」
「じゃあ付き合っちゃえば?お得だよ」
ニヤリとした笑顔を見せながら、さり気なくアピールする上条。
「正攻法でダメなら、僕の使えるものは全部使わないと。
いい人でいるだけじゃだめだ、って思うぐらい、自分でもどうしようもなく柏木が好きだから」
急な告白に慌てる和華。
「何言ってんのよ、上条ってば!」
――おかしいな、困るというより恥ずかしい気持ちの方が強いかも
二人で気に入ったソファを見つけ、お互いに買おうと考えていた棚とラグも購入し、帰宅した和華と上条。
棚の組立作業は二人で協力して行うことに。
「なんか…いいね、こういうの。」
「俺も、柏木といろんなことができて楽しいよ」
どんどんと自分のパーソナルスペースに入ってくる上条に戸惑う和華。
するとインターホンが鳴った。宅配便が届いたようであった。
「柏木、これ。今日はバレンタイデーだから、俺から柏木へ」
目の前に広がるバラの花束に呆然と立ち尽くす和華。
「告白っていうより、パートナーへの日頃の感謝って感じで」
「…ここは日本だよ」
恥ずかしくなり、バラに顔をうずめる和華。
「そうだけど、どうしても柏木にあげたくなったんだ」
――パーソナルスペースだけじゃない。上条はどんどんと私の中に踏み込んでくる。
「柏木が自分の時間を大切にしてるのわかってる。でも付き合えばもっと楽しくなるよ」
だんだんと近づいてくる上条の真剣な瞳と唇。
――今なら抵抗できるはずなのに――
痴情の接吻【第4話】を読んだ感想
以上、第4話のネタバレでした!いかがでしたでしょうか?
押して押して押してくる上条くんは策士ですね。これで落ちない女性なんているのでしょうか。和華もそんな上条くんにドキドキし、最後のシーンではとうとう…!
次回以降の展開がとっても気になりますね。
次回最新話が掲載されるプチコミック5月号は2019年4月8日発売予定です。お楽しみに!