はいさい!ミショーです。
今日の映画レビューは「バードボックス」(NETFLIXオリジナル作品)です!
早速どうぞ
バードボックスのあらすじと見た感想
※ネタバレ含みます。
バードボックスはnetflixオリジナルのサスペンス映画で、主演はサンドラ・ブロック。youtubeで見たCMが面白そうだったからずっと気になってました。
まず設定が面白い。世界各地に現れた”何か”を目にしてしまうと人々は自殺衝動に駆られて我を失い自殺してしまうのです。
もちろん世界中は死者が大量発生して大混乱。見たら終わりって無理ゲーじゃない(笑)?って感じで鑑賞スタート。
オープニングは主人公の女性(サンドラ・ブロック)と謎の子供2人がどこかへ旅立ち、川を小さな船で下るところから始まります。
そしてシーンは変わり5年前、、、となってここからメインのストーリーが始まります。
もうこれだけで最終的に生き残るのがこの主人公と子供二人だけってのがネタバレしちゃうんだけどいいのかな?って思っちゃいました。
もちろん制作者側もいろいろと考えがあってこういう構成にしたんだろうけど。もう誰が出てきても最終的に死ぬんだろうなという視点になっちゃうのが少し残念。
もう少し誰が生き残るかとかでハラハラドキドキしたかったなという印象が強いです。
ストーリーは主人公が逃げ込んだ民家で同じように逃げてきた人たちとの生活がメインになります。
人間も”何か”に対して有効な策はないかいろいろ試すんだけどことごとく失敗、ここの絶望感が半端じゃないです。
途中希望が見えそうになるんだけどそれもすぐ絶望に変わっちゃう。
オープニングから薄々分かってたことだけどやっぱり生き残るのは主人公と二人の子供だけです。
この3人が安息の地を目指すことが最終的な目標になります。この経緯のなかで結構見るのがつらいシーンがいくつもあってなかなかしんどい。
映画全体の印象としては個人的には微妙の一言。
たしかに絶望感の演出や鬼気迫る俳優たちの演技は素晴らしいんだけど、なんといっても終わらせ方が気に食わない。
最後は主人公と二人の子供が、幸せに人間が暮らせる安全地帯に辿り着いてハッピーエンド風に終わるけど、食糧問題とか”何か”の正体とか対抗策とかいろいろ分からずじまいで結局いろいろ問題や謎が解決されないまま終わっちゃうんです。
だから見終わったときの消化不良感がすごい。
この際、宇宙人でも軍事研究によって生み出された生命体でもよかったからきちんと”何か”の正体について説明がほしかったなあという感じ。
目にすると自殺したくなるってのもメカニズムが意味不明だしそこも少しは説明がほしかったなあと感じた。
序盤から中盤あたりまでは生き残るのがだれか分かっているとはいえ先の読めないストーリーにはなかなか緊張感があってよかったけど、やっぱり終わりが悪ければ全体の印象としてはいまいちになっちゃうんだなというのがよく分かる映画だなという感じでした。