2019年3月25日発売のKiss 5月号に連載中の『ホタルノヒカリBABY』第16話!
大人気のホタルノヒカリの続編です。あの名コンビが帰ってきましたよ!
干物女だった蛍が、高野部長と結婚し、念願のBABYが誕生!高齢出産を心配していた部長だが、母子共に元気で一安心。これから始まるグータラ蛍ときっちり几帳面な部長の初めての子育てとは…!?
単行本も大人気で、現在2巻まで発売されていますよ。
今回は第16話の『ホタルノヒカリBABY』のネタバレ、感想をまとめました。
ホタルノヒカリBABY【第16話】の内容をネタバレ
天然でちょっと抜けたところがある蛍ときっちり高野部長夫婦のどきどき子育て物語。
今回は誰しもが通る道、予防接種のお話です。予防接種を苦手としていなかったはずの一があるきっかけで注射嫌いに。ママ宮はこの困難を克服できるのか?いったいどんなどたばたがあるのでしょうか…?
「一くんは予防接種大丈夫なタイプなの?うちの花は苦手で…」
「うーん?今まで泣いたことないかなあ?」
ママ友達と一緒に予防接種について話をする蛍。
「予防接種といえば、小学校入学までの予防接種計画が重要よね…。でも一くんは行きつけのおじいさん先生と相性がいいから大丈夫か!」
「あ、そうだね、そうそう。あのおじいさん先生がいれば大丈夫!」
一と相性の良いおじいさん先生がいる医院に行くと、そこには若い男性医師が。
「あーすみません、父は引退しまして。この病院は僕が継ぎました!」
「……」
頼りにしていたおじいさん先生がいないことに、一抹の不安を覚える蛍。
「ま、まああの先生の息子さんだし、大丈夫よね!予防接種お願いします!」
「はーい、一くん、じゃあやろっかー」
――ブスリ!!
「ぎゃああああああああああ!」
「それで、一は帰りもずっと大泣き大暴れで…注射を嫌がるママの苦労がわかりましたよ」
事の顛末を高野部長に説明する蛍は疲れ切っていた。
「大変だったな。病院によって良し悪しがあるからな」
「そうなんです!そこで評判のお医者さんを教えてもらいました!これでもう大丈夫!」
予防接種攻略を前向きに検討していた蛍であったが、現実はそう甘くないのであった。
「さ、今日は○○市の✕✕病院に行くよ、一!」
“予防接種”という言葉を聞くだけで、逃げ出す一。ある日は外に逃げ出し、ある日は洋服を被って完全防御の姿勢を取り、断固拒否の意思を示すのでありました。
「どうしよう…いろいろな作戦をやってみたけど、まったく注射を受け入れてくれない…」
ママ友達に助けを求める蛍。
「注射嫌いこじらすと、究極病気になっても病院行かない大人になるらしいよ…」
―――ええええ!?
「どうしよう部長…私のせいで一が病院嫌いになったら…」
「それは人それぞれだろう、まだ1歳じゃないか」
「だって…私が失敗したばかりに一の人生が台無しになるんじゃないかって…!」
泣き出す蛍に動揺する高野部長。すると、一がトコトコと歩いてきて、蛍に近づき、そっと頭に手を乗せる。
「ままにゃ…(ママ宮)」
「―――ハジメーーっ!!」
そしてまた評判のお医者さんがいる病院へ予防接種へと向かうことに。
迫力がある担当医の圧に押されつつも、頑張って腕を差し出す一。
一の腕に近づく注射針…。
――苦手なことは逃げるときがあってもいいし、なんもかんも頑張らなくてもいい。
だけど、一人でできなかったことも、もしかしたら…
「はい、もう注射終わったよ~、お疲れ様!」
「…ふえ?」
「注射終わったよ、一!痛くなかった?」
「一くん、よく頑張りましたね」
思わず涙が溢れ、一をきつく抱きしめる蛍であった。
――あの頃の私に言ったら、きっと信じられないっていうだろうな。あなたは数年後、子供といろんなダンジョンに右往左往するよ。だけどそうやって“家族”で一個一個“ちゃんと”を乗り越えていくんだよ――
ホタルノヒカリBABY【第16話】を読んだ感想
以上、第16話のネタバレでした!いかがでしたでしょうか?
今回は予防接種を通して、一も蛍もひとつ成長した物語でしたね。注射は大人でも痛いものですし、何度も受けなければならない子どもはもっと大変ですね。
覚悟を決めて先生に腕を差し出すハジメくんはかっこいいです。
次回はどんな話題の内容になるのか、楽しみですね!
次回最新話が掲載されるKiss6月号は2019年4月25日発売予定です。お楽しみに!