2019年3月25日発売のKiss 5月号に連載中の『モトカレマニア』第22話!
難波ユリカ・27歳。彼女の心を占めているのはただ一人…22歳の時に別れた元カレのマコチこと斉藤真!
元カレを神のように崇拝するユリカは不動産店の営業として働くこととなったが、なんと、そのマコチと同僚として再会して…!?
元カレ×お仕事!? 切れ味バツグンのノンストップ・ラブコメディです。
単行本も大人気で、現在2巻まで発売されていますよ。
今回は第22話の『モトカレマニア』のネタバレ、感想をまとめました。
モトカレマニア【第22話】の内容をネタバレ
元カレの存在を引きずり、元カレマニアと化していたユリカ。
5年ぶりに再会したマコチに心揺さぶられるユリカは、マコチを吹っ切るため、脱MKM(モトカレマニア)作戦を決行したもののうまくいかなかった。
そんなある日ひょんなことからマコチと飲みに行き、自宅へと誘うことができたユリカ。二人の距離は近づき、キスを交わす二人であったが・・・!?
――あ、かわいいな。すごく可愛い。そう思ったら止められなかった。
――何か言ってくれるかな、もうなんか…脳が溺れる。
言葉を交わすことなく、引き寄せられるように何度も口づけを交わす二人。
「マ、マコチ、ちょっとまって!これって、“そういう”こと?」
少し冷静さを取り戻し、確認をするユリカ。
「え…えっと…」
マコチの脳内に、常識検査員が現れ、マコチは脳内で自問自答する。
『なんだちゃんとわかってるじゃないですか、好きって』
『…いや、それはわかってるんだけど。それが自分としてはまだちょっと…。結婚って、いつかはするとは思うけど、イメージとしてはまだずっと先で』
『この年代の男性としては普通の感覚かと』
『でもユリカは前に「いつかは」考えてほしいなって言ってたし…
好きは好き!でも自覚したの今だし!結婚を意識して元サヤに戻るルートはまだ無いんスよ!』
『でもこのまま黙っていては…「好き」だけ言って今日はもう帰る、はどうでしょう?』
『…それいいですね、うん、よし!』
「えっと、好きだよ」
「…!?…う、うん!」
マコチの言葉に涙が溢れてくるユリカ。
「…あ、じゃあ、同居も解消ってことだよね?私が好きなのに他の女の人と済み続けるのは変じゃない?」
「う、うん…でも、えっと…まだ、付き合うとは言ってないから!!」
「!?」
――ああ…あああ…こんな仕打ち…なしでしょ…
後ろから抱き寄せて、②キスしておきながら、③好きと言っておきながら、④「付き合うとは言っていない」
――言わなきゃ…なにかちゃんと…
「…そっか、そうだよね☆ 言ってない、確かに言ってない。私ちょっと先走った?ごめん、ごめん。」
ユリカの変わりぶりに戸惑うマコチ。
「え、えっと、俺の方こそ心の準備が…」
「いやいやいや、いーって、マコチは全然!
私はただDVD、渡したかっただけなんだってば!」
満面の笑みでDVDを差し出し、そのままマコチを見送ったユリカであった。
そして、日を改めて、ひろ美との飲みの場。
「好きなのに付き合いたいと思わないの?それって一体どーゆーことよ?」
「悲しいけど、惚れた弱みっていうか、彼には誠実さが欠けてる。ってそういう目で見たほうがいいよ」
「…マコチはさくらさんに飼い殺されてるんだと思う。」
「…は?」
「…もう、どういうポジションでもいい。キスしたり、その先もしてくれるなら、もー私それでもいい!」
――現実を見つめたくないのはよくわかった。投げやりだ…。
モトカレマニア【第22話】を読んだ感想
以上、第22話のネタバレでした!いかがでしたでしょうか?
マコチは一体どんなつもりでユリカにキスをしたのか、ユリカのもやもやとして気持ちがよくわかりますね。それでも惚れた弱みで強気には出られない。間違った方向に進まないといいですが。
これから二人の関係はどうなっていくのでしょうか?
次回最新話が掲載されるKiss6月号は2019年4月25日発売予定です。お楽しみに!