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2019年7月1日発売のBE LOVE 8月号に連載中の『H/P ホスピタルポリスの勤務日誌』第3話!

 

不特定多数が昼夜を問わず出入りする病院、そこはまるで一つの街。

 

モンスターペイシェントや院内暴力、様々な問題を抱える国立H大学病院に試験的に設けられた「院内警察隊」。

 

恋河内環巡査が、病院の安全と健康を守ります!

 

病院に勤務するわけあり警察官のお話です。単行本化も楽しみな作品です。

 

今回は最新第3話の『H/P ホスピタルポリスの勤務日誌』のネタバレ、感想をまとめました。

 

前話(第2話)の内容を確認したい方はこちら

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H/Pホスピタルポリスの勤務日誌【第3話】のネタバレ

私は恋河内環。試験的に設置されたH大学病院院内交番の警察官。先

 

日病院内で窃盗事件が起こり、私が犯人を逮捕した。

 

それ以来、病院内で患者さんたちから感謝の言葉や贈り物をもらうことが多くなった。公務員だから贈り物はお断りしているんだけれど…

 

環が交番に戻ると、ドアの前に花束と一緒に手書きの『恋河内環様 私の気持ちです』というメモが置いてあった。

 

「誰かわからないし、今回は受け取るしかないよねえ。とにかく院内のご意見箱にも院内警察へのお褒めの言葉がたくさんきてるよ。直接見たいだろうって病院側から用紙そのものも預かってきたよ」

 

院内に設置されているご意見箱には、病院に出入りするあらゆる人からのご意見が寄せられる。無記名投書も可能だ。

 

「すごいですね。一時のことかもしれないけど、院内警察の寿命は伸びたかも…」

「恋河内くん個人への熱烈なのも多いねえ…。あ、でもこれ、これも、これも…花束の手紙と同じ筆跡じゃない?全部無記名で…投稿は毎日に近いね」

「なんだ~たくさんかと思ったら主に一人熱心な人がいただけだったんですか」

「うーん…ただの奇特で熱烈な人ならいいけど…とにかくご意見箱の中身は全部目を通しておいたほうがいいかもね。結局楠修也にもちゃんと話も聞いてないし…福士くん、聞きに行ってくれる?」

 

昼食を取るために食堂を訪れた環。席につくとふと誰かからの視線を感じた気がした。そこに現れたのは、三宅先生であった。

 

「ここ座っていいかしら?一人は寂しいと思っていたとこなの」

「は、はい。…そういえばパスケースのこと、詳しく伺いたかったんです。パスケースの中には何が?」

「職場で使うカード類とか…あと…お守りが入ってて、兄の遺品だったの」

 

すると三宅先生の電話が鳴り出し、急患のために呼び出しがかかる。

 

急いで病室へと向かった三宅先生を見送り、環が食器を片付けようと席に戻ると、なぜかそこにはトレイだけが残され、ドリンクの容器がなくなっていた…。

 

その事情を福士に話した環。

 

「十中八九入院患者ですよ。外来患者や見舞いの人なら毎日ご意見箱に入れるのは難しい。それにすべて手書きだった。家に帰れる環境ならプリンターもあるし。そして、僕投書と同じ筆跡を見たんです」

 

福士が環を連れて訪れたのは、ある病室。入院患者の加藤がそこにはいた。

 

「加藤さん。交番前に花束を置いたり、ご意見箱に恋河内さんへの手紙を入れていたのは、あなたですよね。そしてさっきは恋河内へのつきまとい行為をした」

「…え?…あの…」

「あなたが退院した安倍さんに贈った寄せ書きの筆跡を見たんです」

「…あ…!す、すみません!悪気はなかったんです!弱っているときに助けてもらって…好きになっちゃって…それで…。でも怖がらせるなんて思いませんでした。だって、あんなに人を投げ飛ばせる人が…」

「…怖かったです。食堂で三宅先生といたのを監視されたり、ドリンクの容器を持って行かれたり…」

「え、なんのことです?お昼は僕、デイルームで取っていました…」

「え、じゃあ…誰が…。まさかもうひとり三宅先生のストーカーがいた…?パスケースを盗んだのもそいつだとしたら…!」

 

環と福士は病室を飛び出し、三宅先生を探し始めた。すると、ある部屋から声が聞こえた。

 

「やめ…やめて…!」

 

三宅先生に詰め寄る男性を目撃した環は、思わず投げようと身構える。すると、

 

「恋河内さん!ダメ!投げないで!せっかく良くなったのよ。また今怪我したら将来に響く!…安倍さんの…!」

「あなただったのね…!」

 

福士は三宅先生を外へと連れ出し、環と共に安倍と向き合った。

 

「三宅先生、楠さんが好きなんて噂ですよね。俺のことが好きなんでしょ!」

「…三宅先生と楠さんの仲を疑って楠さんを病院から追い出そうと、誹謗中傷の投書をしたのもあなたですね。パスケースを盗んだり、食堂で監視していたのもあなただ」

「…!くそ…!」

「え、楠さん、留学するんですか?」

「はい。スポーツ理学療法をもっと勉強したくて。留学資金が足りなくて上司に前借りの相談をしているところを安倍さんに聞かれたのかも…。三宅先生は専門がスポーツ整形でずっと相談にのってもらってて…」

「それで安倍さんはあんな行動を取ったんですね…」

 

三宅先生へのストーカー問題が解決し、楠さんに改めて話を聞いたことで、事の真相が見えてきた。

 

手元に戻ってきたパスケースを三宅先生へと返しにきた環。

 

「ありがとう…。兄を守ることができなかったお守り…兄の遺品の中で見つけてから、これが私の戒めになったの。私は兄のような人を作らない医者になろうと…!」

 

――何もわかってなかったのは私の方だ。あのときもそんな覚悟で私のことを止めてくれていたんだ…。この人がくれた第二の人生。少しでもこの人の…そして誰かの力になれたなら…!

 

「先生も不安なことがあったら、いつでも言ってください。…病院の健康は、私達が守ります!」

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H/Pホスピタルポリスの勤務日誌【第3話】を読んだ感想

以上、最新話第3話のネタバレでした!

 

今回は病院内で起こった環と三宅先生に対するストーカー事件のお話でした。

 

怪しいとふんだ理学療法士の楠さんはまったく関係なく、犯人は患者さんでした。

 

前回の窃盗事件でなくなった三宅先生のパスケースも無事に戻ってきました。環の過去の出来事へのわだかまりも少し溶けましたね。

 

次回最新話が掲載されるBE LOVE9月号は2019年8月1日発売予定です。お楽しみに!

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