2019年4月8日発売のプチコミック5月号に連載中の『恋人は旦那さま』第22話!
多忙な姉の代理で、お見合い話を断りに行ったその先で、出会った男性に「ついうっかり」の逆プロポーズ&結婚成立!?
家族愛にあふれた結(ゆい)と、モテそうなのにちょっと不器用な幸介(こうすけ)さんの、新婚ラブ&ライフが描かれているマンガです。
単行本も大人気で、現在4巻まで発売されていますよ。
今回は第22話の『恋人は旦那さま』のネタバレ、感想をまとめました。
恋人は旦那さま【第22話】のネタバレ
結の姉・愛が出産後の実家での生活を切り上げ、双子の赤ちゃんと一緒に東京のマンションに帰ってきた。
ところが愛と別れたはずの双子の父親・輝人もこっそり押しかけて、お姉ちゃんが根負けしたことを、結たちはまだ知らない―――。
今日は私の誕生日。幸介さんはいつもより早めに花束とケーキを買って帰ってきてくれた。
二人で仲良く手巻き寿司を楽しみ、夜は一緒の布団に入る。
――幸介さんの隣で二度目の誕生日。おめでとう、私――
翌日、誕生日プレゼントを二人で購入し、夕食の場所を探していた二人。すると、結が以前働いていた職場の人とばったり遭遇する。
「あれ?門蔵さん?変わんないねぇ~」
「…お久しぶりです」
「え!?彼氏さん?あ、指輪してる!夫さん!?
門蔵さんって会社にいた時も気が利くし、男性社員に“お嫁さん女子”って言われてたもんね~、さすが!辞めて正解だったんじゃない?」
だんだんと顔が曇っていく結を前に、話が盛り上がる同僚たち。
――前の会社のことも、資格のことも幸介さんには話したことない…
管理栄養士の資格を取ったけれど、一般職に就職して、一生懸命に頑張っていこうと思ってた。
でも、周りの女子達から色々なことを言われて、ある日、仕事に行けなくなって…。
「これからごはん?私たちもなの。せっかくだから一緒しない?ね、いいよね?決まり~」
「友達なんだから、夫さんのこと紹介してくれなきゃだめじゃん、ねぇ~」
―――はっはっはっ…
―――息が…
昔の嫌な記憶が蘇り、息が苦しくなってきた結。何も言葉が出ない。
「いいわけないでしょう」
――ぐいっ!
幸介が結を抱き寄せ、女性たちに言葉をかける。
「遠慮してください。僕と妻はデート中です。気の利かない人たちだな」
ほっと息を撫で下ろす結。
「では、さようなら」そう言い残し、結を連れてその場をさっさとあとにする幸介。
「えっっちょっと!なんなのよ!」
「まったく君って人は…。結さんが会社を辞めた話は“人間関係”だとは聞いていましたが…
今の人達が結さんをバカにしていたのは僕でもわかります。前からですよね?」
「……」
「今みたいに“友達なんだから”といいように使われていたんじゃないですか?」
自分のことのように腹を立ててくれる幸介に心が暖かくなる結。
「…あの頃はいろいろとうまくいかなかったんですよね。」
「…今は?」
「え…?」
立ち止まり、幸介を見上げる結。
「僕は今、けっこう幸せなんです。だから、結さんもそうでないと困る。二人で幸せになる約束でしょう?」
幸介の温かい言葉に、思わず目から涙がこぼれる結。
「…っ。私は幸介さんの妻ですからね」
――あの頃、自分が何もできないダメな存在に思えて嫌いだった。
でも今は、私といて幸せだと言ってくれる人が隣にいる。
それでもういいんじゃないかな?
幸せってそういうことなんじゃないかな?
恋人は旦那さま【第22話】を読んだ感想
以上、第22話のネタバレでした!いかがでしたでしょうか?
今回のお話は結の過去を振り返る回でしたね。
人間関係がうまくいかず、自分を責めて辞めてしまったことを、幸介は暖かい言葉で受け入れてくれましたね。とっても素敵な旦那様ですよね。
次回最新話が掲載されるプチコミック6月号は2019年5月8日発売予定です。お楽しみに!