2019年4月25日発売のKiss 6月号に連載中の『ホタルノヒカリBABY』第17話!
大人気のホタルノヒカリの続編です。あの名コンビが帰ってきましたよ!
干物女だった蛍が、高野部長と結婚し、念願のBABYが誕生!高齢出産を心配していた部長だが、母子共に元気で一安心。
これから始まるグータラ蛍ときっちり几帳面な部長の初めての子育てとは…!?
単行本も大人気で、現在2巻まで発売されていますよ。
今回は第17話の『ホタルノヒカリBABY』のネタバレ、感想をまとめました。
ホタルノヒカリBABY【第17話】のネタバレ
天然でちょっと抜けたところがある蛍ときっちり高野部長夫婦のどきどき子育て物語。
前回は一の予防接種に大わらわだった高野家。一の注射恐怖症をママ宮と一緒に乗り越えることができましたね。息つく暇もなく、次なる事件が発生します。いったいどんなどたばたがあるのでしょうか…?
先月注射恐怖症を克服した一とママ宮は再び病院を訪れていた。
「陽性ですね。インフルエンザB型です。今の所それほどの熱はありませんが、薬を出しておきますので、十分休ませて上げてくださいね」
「ああ…やっぱり…」
インフルエンザは風邪と違って、発症後3-7日間はウイルスを排出していると言われ、家庭内で乳幼児が家族に感染させる確率は非常に高い。つまり、インフルエンザ陽性宣言とは、『この家族はしばらくなんもできませんよ』宣言である…!
「陽性…そうか。雨宮もなるべく感染しないよう、気をつけて。俺も早く帰るよ」
高野部長に状況を電話で伝えた蛍は、家で一の看病をしていた。
そこに帰宅した高野部長。その姿はガスマスクを付け、迷彩服を身に着けた完全に不審者の格好であった。
「ど、どうしたんですか、その格好」
「何を言ってるんだ!ウイルス対策に万全を期した結果だ!インフルエンザの感染ルートは乳幼児の次に父親なんだそうだ!だから会社も一の完治までは休むことにした!」
次の日、一の熱は平熱まで下がり、ほっとする蛍と高野部長。しかし、そんな蛍を急に寒気が襲う。嫌な予感が的中し、一からばっちりウイルスをもらってしまっていた蛍であった。
「とにかく休め!…はっ!一はママから5メートルは離れて!」
蛍を寝室に隔離し、高野部長の徹底した衛生管理が始まったのであった。
「一はパパと遊ぼうな。一!おいで!パパを追いかけてみろ!」
一が退屈しないようにと、慣れない遊びを始める高野部長。楽しそうにあとを追ってくる一を見て更に遊んであげようと、寝転がって一を持ち上げる。
「よおし、次は飛行機だ!一本当に大きくなったなぁ!」
――グキッ!!
「――――っっ!!!」
「…まったく、年甲斐もなく無茶するから…。」
腰を痛めた部長は、横になりながら、マスクをした蛍に湿布を貼ってもらう。
「オレは年のわりには運動神経は…」
「実際こーなってるじゃないですか!…もう。
でも、なんだかこんな3人で家でゆっくりするなんて、久しぶりって思うと、楽しくなってきますね」
「そうだな…今はこんな右往左往しているけど、一と一緒にいられるのもあっという間かもしれないしな…」
「そんな部長!老い先短いみたいなこと言わないでくださいよ!」
「自立とか!いろいろあるだろう!」
そうして、それから数日の自宅待機期間は、ただただ3人でごろごろと呑気に過ごしたのでした。
しかし、その数日後、元気になった一と蛍の前に現れたのは、明らかに具合の悪そうな高野部長。病院に行くと診断は「陽性」。
「…なぜ家族を甲斐甲斐しく看病したオレが、このチキンレースの最終ランナーに…」
「じゃあ私と一はまた移らないように、外出しますね!ゆっくり寝て治してください。ではでは、お大事に~」
「……なぜだーーーーーーー!!!」
というわけで、高野家のインフルエンザ狂想曲編でした☆
ホタルノヒカリBABY【第17話】を読んだ感想
以上、第17話のネタバレでした!
今回はインフルエンザのお話でしたね。乳幼児のインフルエンザは感染予防していても、どうしても移ってしまいますよね。高野家も案の定、家族みんなでインフルエンザになってしまっていました。
完璧主義者の高野部長でさえもインフルエンザのウイルスには勝てないようです。次回はどんな話題の内容になるのか、楽しみですね!
次回最新話が掲載されるKiss8月号は2019年6月25日発売予定です。お楽しみに!