2019年6月1日発売のBE LOVE 7月号に連載中の『おこしやす、ちとせちゃん』第65話!
京の街のアイドル、キュートでショートなペンギン漫画! 小さな子ペンギン、ちとせちゃんが主人公です。
あっちへふらふら、こっちへふらふら、今日も京都をうろうろします。心が和むほんわかストーリーです。
単行本も大人気で、現在4巻まで発売されていますよ。
今回は第65話の『おこしやす、ちとせちゃん』のネタバレ、感想をまとめました。
おこしやす、ちとせちゃん【第65話】のネタバレ
京都を飛び出したちとせちゃん。一人旅かと思いきや…?
みなさん、こんにちは。雪之介です。
今回私は訳あって一人で旅に出たちとせさんのあとをこっそりつけています。
というのも先日…
『いいですねえ、城崎温泉。城崎温泉は私がちとせさんくらいの歳に初めての一人旅に行った思い出があります』
そう言うと、ちとせちゃんはすっかり、私も!という気分になってしまいました。
『え!?ちとせさんも一人で行きたい!?し、しかし、ちとせさんにはまだ少し早いのでは…』
雪之介さんの静止も聞かず、そのまま一人で出発してしまったちとせちゃん。
『あ!待ってください!』
…こういった経緯のため、心配で陰ながら見守っているのです。
「このまま電車に乗っていても城崎温泉には着きませんが、大丈夫でしょうか…」
尼崎駅についてちとせちゃん。
「…ここで向かいの電車に乗れば、城崎温泉ですが…。あ!全然違うところに行こうとしてる!」
城崎温泉に行く路線とはまったく違うホームへと向かいそうになっているちとせちゃん。
「こうなったら…食べ物で誘導するしかありません!」
雪之介さんはお菓子をちとせちゃんの足元に転がし、何とか城崎温泉行きのホームへと誘導することができました。
すると、電車に乗り込もうとしているちとせちゃんを目撃した人がもう一人。
「ちとせ!?なんでこんなところに…?とりあえず、おれも乗るか」
見守っていた雪之介さんも無事に同じ電車に乗り込むことができました。
「ひとまず城崎温泉行きに乗り換え成功ですね。これで安心…」
「…何してんだ!?」
「え!?この声は…春国さん!!?…こんなところで何を?」
「いや俺はちとせが見えたから…って俺はどうでもいい、なんでお前がここにいるんだよ!」
大きな声を出す春国くんを落ち着かせ、事情を説明する雪之介さん。
「ああ?じゃあこの電車このまま乗ってたら城崎温泉に行くのか」
「そうなりますね…おひさしぶりです。また大きくなりましたね」
「話しかけんな」
雪之介さんと春国くんが気まずい空気の中にいるとは知らず、ちとせちゃんは車窓からの景色を一人楽しんでしました。
そして城崎温泉駅に到着。ちとせちゃんがどこへ行こうか考えていると、聞き覚えのある声が。
「だから!せっかくだから温泉入って帰るかって思っただけだっつーの!」
「春国さん!静かにしないと…」
二人が振り返ると、そこには二人をじとーっと見つめるちとせちゃんの姿が。
「…き、奇遇ですね!ちとせさんも今日来られてたんですね!」
「ちとせ!すげーな!もしかして一人でここまで来たのか?」
「本当ですね!すごい成長です!」
二人が必死におだてると、まんざらでもない気持ちになったちとせちゃん。
「せっかくですから、3人で観光しましょうか」
「いや、俺は一人でいい。じいさんと観光なんて勘弁だわ」
そう言って去ろうとする春国くんに抱きついて留めるちとせちゃん。
「くっつくな!だって、こいつは…こいつは俺がヒナのころ、メスだと勘違いして、それはそれはかわいらしく育てやがったんだよ!だから俺はこいつが大嫌いなんだ!」
ギャーギャーと騒ぐ春国くんの手を掴み、問答無用と引っ張っていくちとせちゃん。
「っておい、聞けよ!」
――どうなってしまうのでしょうか。この思わぬ珍道中は…。
おこしやす、ちとせちゃん【第65話】を読んだ感想
以上、第65話のネタバレでした!
今回はちとせちゃんが一人旅に出かけるお話でした。
雪之介さんの何気ない一言から、私にもできるわと自信を持ってしまったちとせちゃん。見守られていることにまったく気づかず城崎温泉に到着することができました。
雪之介さんと春国くんに褒められて煽てられて、ドヤ顔をするちとせちゃんは可愛らしいですよね。
次回以降も、心がほんわかするほっとストーリーが楽しみですね!
次回最新話が掲載されるBE LOVE8月号は2019年7月1日発売予定です。お楽しみに!