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2019年6月1日発売のBE LOVE 7月号に連載中の『ニコ色のキャンバス』第6話!

 

大阪のド田舎、絵画・彫刻・音楽・映像・漫画に舞台、“芸”というものなんでもござれの総合芸術大学を舞台に繰り広げられる変人たちの青春譚である。

 

瀬戸内海の小島から大学入学のため大阪にやってきた空野ニコ。入学早々、ゼミの先生・影リンと対立し、ゼミを追放されてしまう!

 

影リンをギャフンと言わせるため一発逆転の策を思いつくのだが!?

 

いよいよ単行本1巻が6月13日に発売となります。発売が楽しみですよね。

 

今回は第6話の『ニコ色のキャンバス』のネタバレ、感想をまとめました。

 

ニコ色のキャンバス最新話のネタバレはこちら

 

前話(第5話)の内容を確認したい方はこちら

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ニコ色のキャンバス【第6話】のネタバレ

「でっきたー!」

「やったな空野!ちょ並べてみっか!『瑠璃色の楽園』…うん、いやこれ、最近『円展』現代アート枠もあるやんか、おれらワンチャンあるんちゃうか…!…て、は!?寝てる!?」

 

描き終わった後ニコはそのまま床に横になり、気持ちよさそうに寝息を立てていた。西の森がニコに上着をかけてあげていると、東郷が部屋に入ってきた。

 

「ブラボー!素晴らしい!あんなにデコボコだったコンビが…!愛のマリアージュ!ファンタスティック!」

 

テンションの高い東郷についていけない西の森。

 

「これが君たちの楽園か…深海の生き物が海中都市に棲み着いたっていうコンセプトで、ニコちゃんの自由でカラフルなタッチに対して、君の無骨な石膏像がコントラストをなし、世界観に深みがまして見える…。偶然はすべて神が創り給うた必然だ!天は我らに微笑んでいる…」

「…変なやつ…」

「明日の初日楽しみだね!きっちり彼の人に宣戦布告してくるよ☆」

 

そう言って嵐のように東郷は去っていった。

 

――コンコン、ガチャ。

 

「チャオ影りん、見てくれた?」

 

東郷は影山教授の部屋を訪れていた。

 

「やはりおまえか…」

「審査員の投票で空野ニコが選ばれたら、『円展』出してくれるよね?“エリートVS落ちこぼれ”…審査員の票こっちに入っちゃうんじゃない?」

 

――ダンッ!!

 

影山は机をたたき、ぼそっとつぶやく。

 

「コバエが己の権利を主張したとて無意味だ。選出されるはずなどない。勝手にしろ」

「そ、じゃあ勝手にさせていただきまーす☆」

 

落第展初日。ニコと西の森は作品の展示を終えて、来館者を待っていた。

 

しかしいくら待っても人が来ないため、不安になった西の森は五月展の視察へと出かけて行き、ニコは呼び込みをすることに。

 

五月展は多くの人が訪れ、賑わっていた。

 

「…すげぇ上手い…。しかもみんな原さんの絵目当てか…おいおい空野やべーぞ…」

 

一方ニコは、目立つように恐竜のかぶりものをして、構内で呼び込みをしていた。

 

「ご通行中のみなさーん!世にも楽しい展示会落第展!第2ギャラリーにて絶賛開催中でーす!」

 

一生懸命声をかけるも、通行人はクスクスと笑うばかりで、興味を持ってくれる人はいない。すると、道端で一人ゲームをしている少年を見つけたニコは声をかける。

 

「ねえキミ!近くで展示会やってるんだけど、来ない?」

「…はあ?アホくさ」

「コウキ…待たせたな…うちの孫がどうかしましたか?」

 

やってきたのは大きな年配の男性。少年のおじいさんであった。

 

「近くで落第展やってるんだ。絶対楽しいからおいでませませ!」

「落第展…ふむ…面白そうだな、どれ、行ってみようか」

「はあ?やだ、ぜってーつまんねー」

「つまんないかどーかは自分の目で見てみないとわかんないよ!」

 

ギャラリーへと案内するも、コウキはずっとゲームをしてばかりで、作品を見ようともしない。

 

「これコウキ!ゲーム切りなさい!」

 

祖父がしかっても、まったく聞き耳をもたない。

 

「…昔はよく笑う活発な子だったんだが…2年まえ母親を事故で亡くして…それからはもう何にも興味を示さなくなって…私にも反抗ばっかりで」

 

すると、コウキはゲームを床に投げつけて声を荒げた。

 

「…なんでべらべらしゃべんの!?お母さん死んだこと話のネタにすんな!ここがお母さんの通ってた学校?だから?バカでノーテンキなアホがいるだけじゃん!来なきゃよかった!ここにお母さんなんているわけないし…」

「いないよ」

 

ニコが真剣な目でコウキに声をかける。

 

「死んだんだもん。会えるわけない。…会えるわけない、けど、絵の中でだったら感じることができる」

「……」

「この人はイヴ、イヴは全ての生き物のお母さんなんだよ」

 

ニコの描いたイヴの絵を見たコウキは母親との思い出が蘇り、涙を流す。

 

「…お…かあ…さ…」

 

ニコは自分が着ていた恐竜の気ぐるみをコウキにかぶせ、そっと抱きしめた。

 

「これなら誰にも見られないよ」

「…―――うっ、うっ、う~~~」

 

落第展を後にしたコウキとおじいさんをニコが見送る。

 

「それ、来場記念にプレゼントします!」

「そうか、じゃあお言葉に甘えて…」

 

恐竜の気ぐるみからひょこっとコウキが顔をだす。

 

「ありがとう」

「いいってことよ」

「五月展目当てだったが、いい展示だったな」

 

そしてニコのもとに西の森が戻ってきた。

 

「空野…!わかったわ、なんでひとこーへんのか!おれらギャラリー場所間違えてた!」

「えっ!えーーーーっ!」

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ニコ色のキャンバス【第6話】を読んだ感想

以上、第6話のネタバレでした!

 

いよいよ開催を迎えた落第展。五月展の人気に負けまいと奮闘する二人ですが、なんとギャラリーの場所を間違えていたという痛恨のミス…。

明日からの展示で盛り返すことができるのでしょうか。

 

フェイクニュースを仕掛けて、影山教授に宣戦布告をした東郷は一体何を企んでいるのか、こちらも気になりますね。

 

いったいどんな展開になっていくのか、次回が楽しみです!

 

次回最新話が掲載されるBE LOVE8月号は2019年7月1日発売予定です。お楽しみに!

 

ニコ色のキャンバス最新話のネタバレはこちら

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