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2019年5月8日発売のプチコミック5月号から連載が始まりました『どうしようもない僕とキスしよう』第1話!

 

爆発的人気!恋愛漫画の巨匠、北川みゆき先生が贈る珠玉シリーズの最新作です。

 

セフレ、親友、ケンカ友達、そして・・・弟。彼らが語る“彼女”は、一体何者なのか?

 

満を持して、最後の男が語り始める・・・。今回のシリーズは“弟”目線でのシリーズとなります。

 

彼女は一体何者なのか、ずっと答えを探している。でも本当は知っている。その答えはひとつしかない。だから、もがき続けている。違う答えに辿り着きたくて――ついにあの男が語る、心の奥にずっと潜む、その心。気持ち。そして……恋。

 

今回は第1話の『どうしようもない僕とキスしよう』のネタバレ、感想をまとめました。

 

どうしようもない僕とキスしよう最新話のネタバレはこちら

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どうしようもない僕とキスしよう【第1話】のネタバレ

――深い青の石?花の王様?美しい姫?オレにとっての姉さんは…

 

「そっちはどう?お義兄さんと仲良くやってる?姉さん。私も、藍も翠斗も、みんな元気よ」

 

年に一度、9月の命日に、叔母と姉さんと3人で両親の墓参りをする。

 

当時幼すぎたオレは、両親は嵐の日に逝ってしまったと聞かされても、思い出も実感もなくて、それがさびしかった。

 

誰も口には出さないけれど、台風はオレ達の心の中に癒えないかさぶたになっている――

 

――子どものころ、オレと姉さんは仲がいい姉弟だった。ずっとそう思っていた。姉さんがオレを避け始めるまでは…。

 

最初は受験で忙しいせいだと思っていたけれど、オレのことが嫌いになったのか、何もわからないほど、目も言葉も交わそうとしなかった。

 

だけど、オレのスタンスは何も変わらない――

 

中学生の時、姉の高校の文化祭を訪れたことがある。姉を介して仲良くなった渉ちゃんに案内をしてもらって。

 

家がすごいお金持ちらしいけど、オレの周りの中で一番、人として上品な人間で好きだ。…そして、たぶん、姉さんのことを――

 

案内をしてもらっている時に、廊下で一人の人が倒れた。…姉さんだ。急いで駆けつける翠斗。

 

「…運ぶよ、姉さん」そう声をかけて華奢な肩に手を回した瞬間。

 

「触らないで…ひとりで歩ける。触らないで、翠斗。」

 

――拒絶されても、シャツ越しにわかる汗ばんだ細い肩。あの人の眼にオレが映る。

 

オレの名前の形に唇が動く。

セックスの快楽なんか、比べ物にならない。身体中の血が沸騰した。

 

――ごまかせない。誰かと身体を重ねても、オレがほしいのは、常識も道徳も通用しない。まるで狂気。絶対に知られるな。姉さんを守るために、ずっと、藍のそばにいるために。

 

あれから数年後。大型の台風が関東に接近しているある夜。知り合いの店に顔を出した翠斗。

 

「タカオ先輩―、一杯だけ飲ませて」

「翠斗。何杯でも飲んでけ」

 

――タカオ先輩は高校の弓道部からの付き合いで、お互いの秘密、彼がゲイであること、オレの姉さんへの気持ち…も知っている

 

「翠斗。今タカオくんの新作カクテル試飲してたんだよ」

 

呼ばれて振り返ると、そこには渉ちゃんと、もうひとり男性がいた。

 

「…蘇芳さん、こんばんは」

 

以前ヒカリビールに挨拶に行った時、ずっと姉さんを見ていた男がそこにはいた。

 

奇しくもこの場には同じ女性を想う3人の男が集うこととなった。

 

飲み始めて少し経った頃、台風の接近が早まり、外の天気が荒れ出した。

 

「やばい、帰らなきゃ。タカオ先輩、ごちそうさま」

「おー、気をつけて帰れよ」

 

雨と風がひどい中、カサをさし、急ぎ足で帰路につく翠斗。

 

――オレ達家族は、雨の日には車には乗らない。
両親のことさえ覚えていないオレの最初の記憶。きっとおばさんも知らない。
姉さんに抱きしめられていたときの、震えていた小さな手。
彼女は今でも…うなされている雨の夜があること。

 

家のドアを開けると、玄関先には濡れたままのパンプス。

 

――オレだけが知っている。

 

外は雷が鳴り響き、風の音が強くなる。

 

「きゃ…っ」

 

雷の音に合わせて、リビングから聞こえてくる小さな声。雷が落ちたのか、電気が消えている。

 

リビングのドアを開けると、ソファに丸まっている一人の姿。

 

「大丈夫?姉さ…」

 

――バッ!!

 

「…触らないで」

 

翠斗の手を払い除け、睨みながら、いつかと同じ言葉をかける藍。

 

――あの日からずっと、ひとりで我慢してる震える手。
…オレにとって、姉さんは、女。
たとえるものなんてない。こわくても、助けも求めず、耐えている。
ただの愛しい女。

 

そっと翠斗が藍の頬に手をのばすと、払いのけ、翠斗の頬を叩く藍。

 

「触らないで…」

 

――ぐいっ!

 

そんな藍の手を掴み、強引に近づく翠斗。

 

「…翠斗っ!」

 

翠斗は何も語らず、拒絶する藍をぎゅっと抱きしめた。

 

――この気持ちに正しい理由があれば、姉だから。家族だから。
そんな当たり前に優しい。正しい理由があれば。
狂気(恋)と呼ばなくてすむのに―――

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どうしようもない僕とキスしよう【第1話】を読んだ感想

以上、第1話のネタバレでした!いかがでしたでしょうか?

 

北川先生の作品は毎回、主人公の気持ちを表現する言葉が深く、伝わってくるものが大きいですよね。

 

抑え込んでいる気持ちや、どうしようもない気持ちがひしひしと伝わってきます。

 

今回も姉弟の禁断の恋がテーマのお話ですが、展開がとっても気になる内容となっています。

 

藍と翠斗の関係がどうなっていくのか、周囲をどう巻き込んでいくのか、きっとこれから色々な事件や問題が起こっていくのだと思います。続きが気になりますね。

 

次回最新話の掲載は未定となっています。再開を楽しみに待ちましょう!

 

どうしようもない僕とキスしよう最新話のネタバレはこちら

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