2019年6月8日発売のプチコミック7月号に連載中の『恋人は旦那さま』第24話!
多忙な姉の代理で、お見合い話を断りに行ったその先で、出会った男性に「ついうっかり」の逆プロポーズ&結婚成立!?
家族愛にあふれた結(ゆい)と、モテそうなのにちょっと不器用な幸介(こうすけ)さんの、新婚ラブ&ライフが描かれているマンガです。
単行本も大人気で、現在4巻まで発売されていますよ。
今回は第24話の『恋人は旦那さま』のネタバレ、感想をまとめました。
恋人は旦那さま【第24話】のネタバレ
幸介に送られてきた携帯メッセージを見てしまった結は、思いがけない内容に、幸介の浮気や隠し子の存在を疑う。
でも「親権」を相談していた「マーちゃん」の正体は、幸介が飼育していたアロワナ「政宗」だったことを知り・・・?
ある日曜日、幸介は休日出勤に出かけ、一人家事をこなしていた結のもとに来訪者がやってきた。
「はじめまして。私日吉まち子といいます。朝比奈家で長年家政婦をしていました。先日幸介ちゃんが結婚したと聞きまして、ぜひお祝いしたいと思い、お伺いした次第です」
60代ぐらいの着物を着たお淑やかな女性であった。
「ご丁寧にありがとうございます。あいにくですが主人は仕事で出てまして…」
「…幸介ちゃんにどんな素敵なお嬢さんが来るのかと楽しみにしていたんですけどね。恩師のご縁じゃしょうがないですわねぇ」
――え…こ、これは…
「突然おじゃましてごめんなさいね、お手伝いするわ」
「あら、もったいない。大根の皮ずいぶん厚くむくのねぇ」
「それは千切りにしてお味噌汁の具にするんです。お味噌汁には少し硬い皮の方が歯ごたえあっておいしい…」
「あなた、おばあちゃんみたいよ?」
――これはもしかして、嫁イビリというやつじゃ!?
夕飯の支度をしている途中での来訪であったため、支度途中のものをチェックされてしまう結。
「幸介ちゃん、大根のお味噌汁好きよね。仕事を始めた頃、3歳ぐらいだったかな。偏食のひどい子で苦労したわ。最初は菓子パンとプリンしか食べなかったの。私は身寄りがいなかったから、朝比奈さんたちは息子と孫のようで、放っておけなくてずいぶんサービスしちゃった」
昔を思い出し、嬉しそうに話をするおばあちゃん。
――日吉さん、本当のおばあちゃんみたい。この人のおかげで今の幸介さんができてるんだなぁ。考えたことがあった…お母さんは早くに亡くなって、お父さんが仕事で忙しくて、小さい幸介さんはどうしていたんだろうって…――
「茶碗蒸しも好きだったのよ、お豆腐入りの“南禅寺蒸し”」
「そうなんですか?教えてください、作ってみます~」
仕事を終えた幸介は、結から届いていたメッセージを確認していた。
『さっき幸介さんの家で家政婦をしていた日吉さんが訪ねてきました。長居はできないと帰ってしまいました。幸介さんに会いたがっていましたよ』
「―――…え?」
帰宅した幸介は、結が日吉さんと一緒に作った夕飯を食べながら、話をした。
「え?亡くなってる…?―――って日吉さん??…まさかぁ~」
「父さんにも確認したんですけど『結婚して最初のお盆だから挨拶に来たんだろ』って面白がってるだけで…」
「…え?…お盆って8月…東京って7月でしたっけ!?」
「信じないでくださいよ」
「…そういえば…日吉さん、60歳ぐらいの若々しいおばあちゃんだったんですけど…幸介さんのこと孫って言ってました」
「当時がそのぐらいだったから、今は90歳を越しているはずです。うーん…ほかの家政婦さんと間違えてるかな…?」
その日の夜、布団の中で昼間の不思議な出来事を思い出す結。
――もし本当にもういない人が帰ってくるなら、一度ぐらい会いに来てほしい。お母さん…もし会えたら幸介さんを紹介するんだけどなぁ――
恋人は旦那さま【第24話】を読んだ感想
以上、第24話のネタバレでした!
今回のお話はお盆の時期に合わせて、幸介の家政婦さんがやってくるというお話でしたね。
幸介の昔話が聞け、好物を一緒に作ることができ、おばあちゃんと楽しい時間を過ごした結。
まさかそのおばあちゃんが亡くなっていたなんて、信じられないですよね。
真相はわかりませんが、素敵な体験ですね。次回はどんなお話なのか、楽しみです。
次回最新話が掲載されるプチコミック8月号は2019年7月8日発売予定です。お楽しみに!