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2019年6月25日発売のKiss 8月号に連載中の『ながたんと青と』第16話!

 

昭和26年、京都。老舗料亭の娘・いち日は、戦地から還らなかった夫に、包丁を遺された。

 

ホテルの厨房に入り、西洋料理の世界で自立していくと決意していたのに、34歳の今になって19歳との縁談がもちあがり──。

 

戦後京都の料亭が舞台の、 美味しく麗しい恋物語です。

 

単行本も大人気で、現在2巻まで発売されていますよ。

 

今回は第16話の『ながたんと青と』のネタバレ、感想をまとめました。

 

ながたんと青と最新話のネタバレこちら

 

前話(第15話)の内容を振り返りたい方はこちら

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ながたんと青と【第16話】のネタバレ

伯母が勝手に決めた養子縁組。突然連れてきた男の子・みちやをいち日と周は家族として受け入れる。

 

家族の絆が少しずつ深まる中、周が突然大阪の実家に呼び戻される。「すぐ戻る」とは言っていたが――。

 

――周さんが大阪に帰って一週間。今年も残りわずか――

 

『正月までにはって言うたのに、もう数日で年、明けてまうで。なんやかんやでやっぱり実家のほうが居心地ええんやろか…「早く家を出たかった」言うてるわりにこんだけ帰ってこんとは…』

 

厨房でため息をつきながら作業をしていたいち日は、気合を入れるために自分の頬を叩く。

 

「さっ明日は29日!なんとおせちの注文が10件!周さんがいなくたって、うちはやれるで」

 

仕事を終えてぐったりとして家に帰ってきたいち日を、みちやが出迎える。

 

「大丈夫?お、お父さんまだ帰ってこない?た、たいへん?」

「みっみっくん…うちは大丈夫や。堪忍な、正月になったら落ち着くから!」

 

そう言ってみちやをギュッと抱きしめるいち日。

 

――こんな風にさみしい思いをさせてまうなら引き取るべきではなかったやろか。いやいや、決めたことや。みっくんが色々自分でできるようになるまでは、うちで面倒見る。

 

大変だったおせち作りを終えて家に帰宅したいち日は、簡単に食事と掃除を済ませると、覚悟を決めて周の実家へと電話を入れた。

 

「あっ桑乃木…ですけど、周さんはおられますでしょうか」

「あ――周なぁ、今出かけてて今日は遅うなるみたいですわ」

「あ…あの、ですが明日はもう正月ですし。その…ご挨拶をかねてそちらにお伺いしても…?」

「これから…!?イヤイヤ遅うなるし、周も二、三日中には一旦帰らせますんで。ご心配なさらず~ほな」

 

一方的に電話を切られてしまったいち日。思い切ってみちやを連れて大阪へと行くことを決めた。

 

電車を乗り継いで、周の実家へとやってきたいち日とみちやを、周が出迎えた。

 

「周さんがいつまでも帰ってこんから、おせち持ってきました。おせちは一月一日に家族で食べる決まりやろ?」

「それで――いち日さんなんで来られましたんや?二、三日中にお帰しすると言うたやろ?」

 

電話で話した周の兄がいち日に冷たくあたる。

 

「…で、その子が養子という子ですか?あんたんとこのおばさん、勝手してくれましたな養子なんて。一体誰のおかげで桑の木が生き延びたと思うてるのか。でもまあこの際ええです。ダメでしょ、もうあんたの家。時間の問題。養子が来たとしても店がなくなれば、結局は意味のないことや」

 

――お義兄さんて…こんな攻撃的な人やったっけ…なんだか…焦って…?

 

「兄さん!何度も説明した通り、料亭は良くなってきています!一年以内に料亭をもうかる店にします。そのように「お父さん」と交渉しましたから!…一年以内にある程度の収益をあげなければ、山口のホテルを建てると」

 

見かねた周が間に入り、兄をなだめようとする。

 

「…どいつもこいつも勝手な真似を…せいぜい社長の目の黒いうちに、あがけばええ。そのあとはわしが好きなようにさせてもらう」

 

いち日はみちや一緒の部屋を一部屋与えられ、そこで寝ることとなった。

 

「じゃあ僕は自分の部屋に行くので。今日は兄がすみませんでした…」

「あっはい、大丈夫です…」

 

周は自分の部屋へと戻ったため、いち日は布団へと入る。

 

家の中が寝静まった頃、厠へ行くために部屋を出たいち日は、どこからか聞こえる話し声に気がつく。その声の元へ行くと、そこのは周とお義兄さんの嫁が二人で話をしていた。

 

「もう少し女中を頼ったらどうや?寝てへんやろ」

「いや…そんなわけにはいかへんし」

「兄さんもイライラしている時期やから、落ち着くまでこっちにおれたらええけど」

「そんな…周くんも京都のお家が忙しいんやろ」

 

二人のやり取りを隠れてそっと伺っていたいち日。

 

――なる…ほど。帰ってきぃひんわけや…。

 

…そっか、周さんは周さんで、難儀な想いを抱えとったんやなぁ…―――

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ながたんと青と【第16話】を読んだ感想

以上、第16話のネタバレでした!

 

正月になっても帰ってこない周に会いに行くために大阪を訪れたいち日。お義兄さんの嫌味な出迎えを受け少し面食らってしまいます。

 

周が間に入ってくれますが、一筋縄ではいかないお義兄さんから援助を受けていたことを改めて認識したいち日でした。

 

そしてその夜、周とお義兄さんのお嫁さんが話をしている場面に遭遇し、周の想い人はその人であると思いこんでしまういち日。

 

果たしてその思い込みは本当なのか?次回どんな展開になるのか、楽しみですね。

 

次回最新話が掲載されるKiss9月号は2019年7月25日発売予定です。お楽しみに!

 

ながたんと青と最新話のネタバレこちら

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