2019年7月8日発売のプチコミック8月号に連載中の『恋人は旦那さま』第25話!
多忙な姉の代理で、お見合い話を断りに行ったその先で、出会った男性に「ついうっかり」の逆プロポーズ&結婚成立!?
家族愛にあふれた結(ゆい)と、モテそうなのにちょっと不器用な幸介(こうすけ)さんの、新婚ラブ&ライフが描かれているマンガです。
単行本も大人気で、現在4巻まで発売されていますよ。
今回は第25話の『恋人は旦那さま』のネタバレ、感想をまとめました。
恋人は旦那さま【第25話】のネタバレ
盆踊りの少しあと、お義父さんからメールが届いた。メールには短いメッセージと写真が一枚…。
『久しぶりに幸ちゃんの“お母さん”の夢を見たよ』
「この“女性”が幸介さんのお母さん?」
「うん、たぶん…写真、一枚もないって言ってたのに…」
幸介は写真に映る凛とした女性を目にして、考え込む。
「幸介さんはお母さん似ですね」
「そうみたいだ、でもどうして急にこんな写真…」
「お義父さん、“お母さん”のこと話したいんだと思いますよ?」
「僕と!?」
結の思いもしない言葉に驚く幸介。
「ほかに誰がいるんですか?ちゃんとお返事しましょうね」
――お義父さんはやっと話せるようになったのかもしれない。長い夫婦の物語。私達に物語もいつかこんなふうに――
ある日、結が家で幸介の帰りを待っていると、父からメールが届いた。
『幸介くん酔って寝ちゃったから、ウチに泊めちゃうね~』
メールを見た結は、翌朝急いで実家へと駆けつけた。
「どういうことですかっ、幸介さん!先輩とのお仕事終わってごはんまでに帰るってメッセージしてましたよねっ!?お父さん!なんでお父さんと幸介さんが一緒にいるんですか!?」
「連絡せずごめん。教授に誘われてすぐに帰るつもりだったんです。けど、気がついたら朝で…えっと…」
むっとした顔をしている結にシドロモドロになる幸介。見かねた父が間に入る。
「まーまー。柳井ちゃんから幸介くんと飲んでるって聞いて、父さんも混ぜてもらったんだよ。昨日は祝子さんが愛のところに泊まりの日だったし、ついつい幸介くんを引き止めちゃってねえ~」
「お父さん!」
「いい大人が無断外泊…僕が悪い…」
「あーほらほら。朝からそんなにめくじら立てないの!そういうところは祝子さんにそっくりだよ~」
「もー…」
「さぁて幸介くん、シャワーでも浴びておいでよ。昨日もそのままだったから、さっぱりしといで」
そう言うと、お父さんは幸介の背中を押し、浴室へと連れて行ってしまった。
――もう。相手が柳井さんとお父さんじゃしょうがないかぁ…。あれ?幸介さんとお父さんが二人なんて初めてだよね?いつの間に仲良くなったんだろう。…なんかいいなこういうの。幸介さんもこの家の家族みたい。私の好きな人たちが、少しずつ混ざっていく――
ある日、仕事を終えた幸介は不動産屋さんを見てきた話を結にする。
「マンション!?」
「うん、1Rか1LDKかで、小さめで借りるか買うかしてもいいと思って。これから先向こうでの仕事はなくならないだろうし、拠点があると便利だしね。いつかオフィス構えるなら今からでもいい気がしてきた。終電に間に合わないときも、僕はそこに泊まれるしね」
「オフィスって東京じゃなくてもいいんですか?」
「うん。オフィスの件もそうだけど、僕たちの場合、ゆくゆくは向こうに住むのも自然でしょう?」
幸介の言葉と考えに嬉しくなる結。
「結さんの実家も車でならすぐ行ける。仕事にしてもそう。あの町で暮らしている僕たちは、簡単に想像できます」
――あの町で暮らす私達――
「…はい」
「物件、探さないとね」
―新しい生活、新しい私達は、どんなかな?―
恋人は旦那さま【第25話】を読んだ感想
以上、第25話のネタバレでした!
今回のお話は幸介と結がだんだんと家族になっていく様子を描いたお話でしたね。
自分のお父さんとダンナさんが仲良くなって、自然と家族のような存在になっていくのは嬉しいですよね。
そして、具体的にこれからの生活も思い描くようになってきた二人。素敵な夫婦です。
次回はどんなお話なのか、楽しみです。
次回最新話が掲載されるプチコミック9月号は2019年8月8日発売予定です。お楽しみに!